農業用管水路内の流れ計測で共同研究者を公募
:農村工学研究所

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構の農村工学研究所は8月6日、平成25年度に新たに実施する研究の共同研究者を公募すると発表した。
 共同研究の名称は、「農業用管水路内の流体の挙動を把握する非接触型センサーの計測原理手法の開発」。
 地下に埋設されている農業用水理システムの管水路内は、目視できないため、その水理機能を診断するのは難しく、実用的な手段はないのが実状。
 近年、取り扱いが容易で、低価格、高精度な各種の非接触型センサーが開発されていることから共同研究は、農業用管水路の管路外壁から非接触センサーを駆使して水理現象を把握し、通水性能の計測が行えるようにしようと実施するもの。
 農業用管水路内の流れの非接触計測手法として同研究所は、超音波、熱画像手法、流れの可視化手法を想定しており、これらの手法に精通した共同研究者を求めている。
 募集する共同研究機関数は、1団体。選定は、同研究所の「共同研究審査委員会」が行なう。公募の締め切りは、9月5日。
 問い合わせ・申し込みは、同研究所技術移転センター移転推進室(TEL029-838-8296)へ。

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